ヘタレ船長と二人の女海賊
船員の一人が、俺の両肩に手を当てる。
そしてしっかりと俺の目を見つめ、言った。
それこそ噛んでふくめるように。
「いいか、ジョン・ラカム船長。俺達ゃ何だ?」
「何って…海賊?」
「そうだ海賊。で、海賊ってのは何するんだ?」
「そりゃあ海に出てお宝を頂く…」
「何だ、分かってんじゃねぇか!」
バシンと俺の背中を叩き、船員は天を仰いで顔に手を当てた。
「だったら何でそんな惚けた事言いやがる!レンジャー号を捨てたら、俺達ゃどうやって海で海賊稼業するんだ!」
そしてしっかりと俺の目を見つめ、言った。
それこそ噛んでふくめるように。
「いいか、ジョン・ラカム船長。俺達ゃ何だ?」
「何って…海賊?」
「そうだ海賊。で、海賊ってのは何するんだ?」
「そりゃあ海に出てお宝を頂く…」
「何だ、分かってんじゃねぇか!」
バシンと俺の背中を叩き、船員は天を仰いで顔に手を当てた。
「だったら何でそんな惚けた事言いやがる!レンジャー号を捨てたら、俺達ゃどうやって海で海賊稼業するんだ!」