それでも僕は
「どうして…?」


何故彼女は僕を?この疑問が頭を離れなかった。



彼女は笑った。


「さぁ…なんでかな。私にもわからない…」


彼女は僕にバスタオルを持って来てくれた。


濡れた体を拭いた。


「ねえ…お願いがあるの。」


彼女は僕のシャツの裾をつまんで言った。


「なに?。」


「私が眠るまで一緒にいて…」
< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop