遠目の子鬼
がんばる心とちょっぴりの…
1) ソロパート
「え?うん、分かった」
金管楽器グループだけ集まってちょっと音合わせをしようという事になったらしい。
言い忘れたが、英二はこれでも部長、僕はヒラの部員だから部長の指示には従わなければならない。
僕は楽器を一端ケースにしまい、譜面台を持つと英二の後ろについて音楽室に向かった。
音楽室には既に金管楽器グループが集合していた。
その中にはパーカッションのなっちゃん達も顔を揃えて居た。
「え~っと、みなさん、御苦労さまです」
英二が皆の前に進み出て話を始めた。
「さっきの合同練習で、何件か指摘事項が有りました。で、個人で練習するよりは、皆で集まって練習した方が効果的かと思って集まって貰いました。それじゃぁ…」
金管楽器グループだけ集まってちょっと音合わせをしようという事になったらしい。
言い忘れたが、英二はこれでも部長、僕はヒラの部員だから部長の指示には従わなければならない。
僕は楽器を一端ケースにしまい、譜面台を持つと英二の後ろについて音楽室に向かった。
音楽室には既に金管楽器グループが集合していた。
その中にはパーカッションのなっちゃん達も顔を揃えて居た。
「え~っと、みなさん、御苦労さまです」
英二が皆の前に進み出て話を始めた。
「さっきの合同練習で、何件か指摘事項が有りました。で、個人で練習するよりは、皆で集まって練習した方が効果的かと思って集まって貰いました。それじゃぁ…」