ねぇ、聞こえてる?
あれから何年たったんだろう。

5年経っているはず…

私は一人、部屋のベットに座り電話を掛ける。

プルルルル…

一向に出ない…

そんなの当たり前。

だって電話の相手は颯なのだから。

私があずかっていた颯の携帯…

どこかにしまったまま。

部屋のどこかで電源が切れて眠ったままの颯の携帯。

その携帯に私は毎晩電話をしている。

颯が出てくれるんじゃないかなって…

そんな期待をもちながら…

私はあなたが…

今でも大好きです…。

ねぇ,…聞こえてる?
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