血の果て



「…‥やっぱりコレが好きなんだねぇ」

「───?」

「このラーメン。───昔もそうだったねぇ」

「え?」

「…‥いっつも、コレだった───」








『かぁたん、ぼく、この、とりさんのえがついたラーメンがいい』






  ダンッッ!!


聞きたく無かった。
思い出なんて。
コイツの口から、そんな話し。



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