血の果て



イヤッ、と叫び掛けた口唇を、我がの物で封じる。

ギシッと鳴るソファーが欲情を更に高めて。


「郷原さんッ、───止めてッ」


そんな言葉じゃ、スカートの中をまさぐる手は止まらない。


ストッキングが邪魔で引き裂く。

金属音に似たその音がまた興奮を高めた。



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