窓恋 ~先生、好きでいさせて?~
先生は明かりを付けた。


「また今度な。」


「うん。」ってあれ・・・?


私の指に違和感が・・・って、えーっ?!


「先生?!」


「何?」


「私の手に指輪がぁ~!!!」


先生はそんな私をみて笑っていた。


「びっくりした?」


「びっくりしたよ!」


「それが本当のプレゼント。」


私の左手の薬指には可愛らしい指輪がはめられていた。


それは、本当に可愛い指輪で、揺らすとハートとクローバーのがゆらゆらと揺れて。


「これ先生が選んだの?」


「あぁ。でも、最終的には恵美だけどな。」


やっぱり、私はお姉ちゃんも先生も大好き!


< 181 / 201 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop