窓恋 ~先生、好きでいさせて?~
「してました・・・。」


「ん?何を?」


先生は意地悪だった。


私は本当の事を白状しました。


「覗き・・・してました。」


「はい、素直でよろしい。」


はぁ・・・嘘は絶対いけません。身にしみてわかりました。



「さて。」


「ん?さて?」


私は首を横へ傾げる。


「いつ見ても、可愛いな。」


「へっ?」今、先生可愛いとおっしゃいました?気のせいですよね?


「自己紹介見せて?」



「はい。」っと私はプリントを先生にバサッと渡す。


「渡貫のは?」


一番下です。けど、今読まなくても良いんじゃないですか?


「今、読むんですか?」


「はい。」


やっぱりぃ???




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