窓恋 ~先生、好きでいさせて?~
そんな私を先生はヒョイッと持ち上げてくれました。


今私・・・何故かお姫様抱っこされています。


「先生っ!」


「しーっ!」


先生は私に静かにと言った。


あぁ、先生って呼んじゃいけなかったんだよね。


私はその言葉に黙りこくる。


先生にお姫様抱っこをされながら、先生は近くの椅子へ座らせてくれた。


「大丈夫だっただろ?」


「うっ、うん・・・?」


大丈夫だったのかなぁ?


「せっかく来たんだから、みんなで楽しまないとな!」


あぁ、これは先生の優しさなんだ。


みんなにも気を使わせないように、そして、私も楽しめるようにしてくれているんだ。


「先生、ありがとう。」



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