窓恋 ~先生、好きでいさせて?~
次の日、私は学校へ行こうとした。


すると、いつもは寝起きが悪いお姉ちゃんが、私より早く起きているではないか!


「おはよう!ってお姉ちゃん今日は何かあるの?!」


「ふふふっ。亜美ちゃ~ん!」


「へっ?」


猫なで声で近づいてくる姉。


思わず私は後ずさりをした・・・。


「なっ、何よ・・・。」


「亜美ちゃん、お姉ちゃんがお洒落に協力してあげる!」


うぅ・・・。何だか嫌な予感がするのは私だけでしょうか・・・?


「さて、まずは部屋に戻るわよぉ!」そう言って私の肩を後ろから押し、お姉ちゃんの部屋へと連れていかれた。


あぁ・・・。私の朝ごはん~トホホ・・・。


そして、鏡台の前に座らせられた私は、お姉ちゃんのおもちゃへと変身していく。


「あまり、濃くしないでよ!今から学校へ行くんだから!」


「はいはい。」と声だけの返事。


お姉ちゃん本当に分かっていますかぁ?



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