窓恋 ~先生、好きでいさせて?~
もう、限界です!
「あのさぁ・・・。」食べ終わった先生は私に話し出した。


「あいつと、本当に付き合ってるわけじゃないんだよな?」


あいつって、駿河先輩の事だよね。


「うん。」



暫くの沈黙の後、


「お前の好きな奴って誰?」


へっ・・・?今私にそんな事聞いちゃいます?


「先生?本当は知っているんでしょう?」


「知らない。でも、もし・・・。」



ガラッ!


「渡貫~授業が始まるぞ!」


そこには担任の姿・・・。


今、良い所だったのに!もしかしたら、私が告白出来たかも知れなかったのに!


担任は味方なのか敵なのか?


私はしょうがなくその場を去った。


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