apricot
あれから1ヵ月がたった。
「ユイカちゃん、おはようっ!」
アイミはまた学校に来るようになった。
「おはよー、アイミ。」
「今日ね、秀二センパイとカラオケ行くんだけどユイカちゃんも行かない?」
あのあと、あたしが秀二センパイとアイミはすぐに仲直りをした。
秀二センパイはアイミを怒りも責めもせずに、ただ安心したかのように笑っていた。
「あ、行く行く!今度は絶対センパイに点数負けないから。」
秀二センパイは、やっぱり変わった人だと思う。
だけど
アイミの彼氏にするなら
この人以外考えられないくらい、最高の人だと思う。
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