バラとひまわり


そして門が開いた。


門の奥には、数十人のヤクザの方々が頭を下げて道を作っていた。




えーっ!これは何ーっ?
あたしはびっくり…!





『びっくりするよね?アハハッ…これは俺らが友達だからってやってくれてんだよ?わざわざいーのに。』





「へぇー。なるほどっ。」




『どうぞ、あがって下さい。零のお部屋へご案内いたしますわ。』



キレイな人ー!てか、20歳位だよね?零君とはどんな関係かなぁ?



気になる……







『あれは零のお姉さん。れみさんって言うんだよ?』




「えっ?あーーそーなんだ?」




よかったっ。なんか安心…






『零?お友達よ?開けるわね?』




ついに……!


零君に会えるんだ…






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