バラとひまわり
………… えっ?


あの、浜田さんが……笑った?


『いいですよ。別に、私なんかでよければ。』






「ありがとうございます!」




『桜。』






「えっ?」





『私の名前。そっちの方が友達っぽいでしょ?そう言ってくれる?』







「うんっ!じゃそう呼ぶね。ワタシも呼び捨てでいいから。」







『分かった。』








初めての友達。


私には大きな存在になった。
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