その絵に。
今日もベランダから、こっそり彼を見る。
「カッコ悪い部長はどこかな~。」
あっ。…さっそく謝ってるのかな。
マイコの言ってた通りなんだなぁ。
カッコ悪いなぁ~。
でも、確かに…似合ってるかも。
と、クスリと私は一人笑った。
ただ、その姿を見て、頑張れって思うの。
そして、なんだか私も頑張るからって思えるんだ。
よし。って。
そう思って絵を描くと、うまく表現できるというか…。
そういう気持ちで描いてるからか出来上がった絵を彼に見てもらいたいな。
なんて最近よくそう思うようになってる。
私の存在に気付いてほしい。みたいな?
この気持ちって…なんでしょう。
「お嬢ちゃん…。
それ、恋って世間ではいうんですよ。」
「えっ。」
「サトシ君のコト好きなんだよ。」
「だから~なんでそうなるの?」
「じゃあ、あいつのことどう思っているの?」
「えっ…。う~んとね…。なんだろう?」
私が言葉に詰まってるとマイコが鞄からノートを取り出した。
そして、漢字を一文字、大きくノートいっぱいに書いた。
「なんて、読むでしょう?」
「カッコ悪い部長はどこかな~。」
あっ。…さっそく謝ってるのかな。
マイコの言ってた通りなんだなぁ。
カッコ悪いなぁ~。
でも、確かに…似合ってるかも。
と、クスリと私は一人笑った。
ただ、その姿を見て、頑張れって思うの。
そして、なんだか私も頑張るからって思えるんだ。
よし。って。
そう思って絵を描くと、うまく表現できるというか…。
そういう気持ちで描いてるからか出来上がった絵を彼に見てもらいたいな。
なんて最近よくそう思うようになってる。
私の存在に気付いてほしい。みたいな?
この気持ちって…なんでしょう。
「お嬢ちゃん…。
それ、恋って世間ではいうんですよ。」
「えっ。」
「サトシ君のコト好きなんだよ。」
「だから~なんでそうなるの?」
「じゃあ、あいつのことどう思っているの?」
「えっ…。う~んとね…。なんだろう?」
私が言葉に詰まってるとマイコが鞄からノートを取り出した。
そして、漢字を一文字、大きくノートいっぱいに書いた。
「なんて、読むでしょう?」