その絵に。
午前中のオトボケな出来事は忘れて、絵に集中する。
私達が見てる世界がこんなに色付いていることを表現する。
でも今日は違う。今日だけはこの絵に描きたいものがある。
すべてを、私の気持ちを一枚の絵に込めた。
「…できた。」
その絵を大切に閉まって体を大きく伸ばして、深呼吸をした。
「お嬢ちゃん、良いの描けたかい?」
「ばっちし。」
マイコはパッと笑ってくれた。
そして片付けてを済ませて学校に戻って、課題を提出。
夜。
今日一日を思い出しながら目を閉じる。
マブタの裏に焼き付いている今日の彼の後ろ姿を見ながら眠りについた。
「ゲヘッ。」
数日後、
私の絵はみんなの注目を集めることになる。
廊下の掲示板に張り出されれた各学年の上位入賞者の中にあった。
私の名前と絵。
「ねぇ、誰なの?」
と聞いてくる友人達。
私は絵の中に彼の後ろ姿を描いた。
これが、私なりの告白。
言葉では上手く伝えられないから、一番自分の気持ちを表現できる方法を選んだ。
彼の目にはどう映るか、正直怖いけど…。
私に気付いてほしいから。
私達が見てる世界がこんなに色付いていることを表現する。
でも今日は違う。今日だけはこの絵に描きたいものがある。
すべてを、私の気持ちを一枚の絵に込めた。
「…できた。」
その絵を大切に閉まって体を大きく伸ばして、深呼吸をした。
「お嬢ちゃん、良いの描けたかい?」
「ばっちし。」
マイコはパッと笑ってくれた。
そして片付けてを済ませて学校に戻って、課題を提出。
夜。
今日一日を思い出しながら目を閉じる。
マブタの裏に焼き付いている今日の彼の後ろ姿を見ながら眠りについた。
「ゲヘッ。」
数日後、
私の絵はみんなの注目を集めることになる。
廊下の掲示板に張り出されれた各学年の上位入賞者の中にあった。
私の名前と絵。
「ねぇ、誰なの?」
と聞いてくる友人達。
私は絵の中に彼の後ろ姿を描いた。
これが、私なりの告白。
言葉では上手く伝えられないから、一番自分の気持ちを表現できる方法を選んだ。
彼の目にはどう映るか、正直怖いけど…。
私に気付いてほしいから。