空−ソラ−

星空−ホシゾラ−


あの夢を見てから今日で1週間……━━━。

私はこの1週間のこと、そしてあの言葉が頭からはなれなかった…。

陸「出会い別れ1つ1つが私の宝物…」

私はため息をついてボソッと言った。

「宇佐美さんどうした?悩み事?」

笑いながら近寄ってきたこの人は、今私が通ってる病院の看護婦さん。

病院といっても大きい病院じゃない。

夫婦で経営している小さな病院…。

陸「そうなんですよ…昨日話した夢の言葉と…あと恋人のことを…」

そう…彼女には昨日、夢のことを話したのだ…あといろいろ恋愛関係の相談を。

「夢のことはまぁ…そう宇佐美さんがねがってるんじゃない?」

陸「私がかぁ…」

「それで恋愛の方はどんな感じかな?」

陸「それが…やっぱり最近なんか彼冷たくなってます…」

私の隣に座って彼女は頭を撫でてくれた。

「そっかぁ…歩君だっけ?聞いてみたら」

陸「聞くべきですよね…」

「そうね…それで別れるかきめてみたら?」

陸「はい!そうしてみます!」

足の治療も終わり私は彼女に挨拶して病院をでた…。
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