空−ソラ−
李華「どこいってたの?」

隣の部屋にいる姉…

【宇佐美李華−うさみりか−】に話し掛けられた…

私は泣いてることがばれないように下を向いた。

陸「病院…」

私の部屋と李華の部屋は行き来できるようになっている

だから声も何をやってるのかもすぐにわかってしまうのだ…

李華「なに?3時間も?」

李華は笑って言う…

陸「別にいいじゃん」

李華「彼氏に振られたんだろ?そりゃあ、お前と付き合ってても、つまんなくて飽きるにきまってるしね」

私は李華が大嫌いだった…

陸「……ッ……‥」

こうやっていちいち私のことに口出ししてくるから

李華「図星…あはは!!またなんだ〜これじゃあ一生無理じゃん?もう何回も繰り返すだけ!お前は悪魔だから幸せになれないんだよ」

そう言って李華は下におりていった…
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