DEATH MAGIC
その頃、凜は早歩きで近くのコンビニに向かっていた。
は――っ…びっくりしたー…
急にあんなことゆーねんもんなー…
「…あいつ、凛ちゃんに惚…」
っっあ―――!!
思い出してまうっ!!
あかんあかんあかんっ!!!
忘れよ忘れよっ!!
頭をブンブン左右に振って、頬を両手でペチペチ叩く。
そんなことをしているうちに、コンビニに着いた。
中に入って、食品を見回す。
…なに食べよっかなー……
…あっ!いちごのアイスー!
おいしそおーっ!!!きーめたっ♪
アイスを手にとって、レジに並んで購入する。
早く食べたくてウキウキしながらコンビニを出ると、入口のところでたまっている人たちがいた。