DEATH MAGIC



『…あ!なーなー。シュラがさっき水色になったんって…なんで?』



「…あれは氷龍(アイス)。こいつはいろんな技が使えよんねん。」



『アイスってことは…氷の龍かぁ!やから凍らせられたんやっ』



「…他にも、炎龍(フレイム)・雷龍(スパーク)・黒龍(ダーク)」



{黒龍が、元の俺だぜ}







そう言って、シュラの体の色が元の黒色に戻った。


…そーいえば、最初会ったとき、火吐いてたし赤色やったなー…




そんなことを思い出していると、ふと、カイの目元の傷が目に映った。








『…カイ、その傷って…どーしたん?』



「……これけ?…これは…俺が死神になる前に…」







…!!!あの時の…




―――今、死神化しているカイは、マイリーで凜の心を読み取ることができた。







「…あの時?」


『…っあ!!』


「…なんか知ってるんけ?」


『あっ…いや…そのー…』







どーしよっ…

ライに聞いたなんかゆえんし…






「ライに聞いたぁっ!??」


『あーーっ!!ちょっ…マイリー、ストーップ!!!』



「どこまで聞いてんっ!!」




『ゆうっ!!ゆーから!!ちゃんとゆーから死神化やめてっ!!心読まれてより、ちゃんと自分の口から話したいから!!』
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