DEATH MAGIC



そーいえば、皆それやってたよーな…






『…カイ?』


「あ?」


『そのネックレスって、皆おそろなん?』







あたしが聞くと、カイは胸元のネックレスを見て、指輪の部分を掴んで、あたしに見せてくれた。







「…これが、俺らの力の元や。この指輪の力が、死神の力になる。」


『…てことは、この指輪の力で、剣とか…シュラ達を出してるってこと?』


「せや。やから俺ら皆持っとんねん。」







…へぇ〜…そーなんや。

この指輪…すごいんやなぁ





なんか…かっこぃー


あたしもほしーなぁー






「…あ。お前のもあんねんで。」


『えっ!?ほんまにっ!?』



「おぅ。これをおととい渡そー思ててん。これ持ってんと死神業も糞もあらへんからな。」






そう言って、カイがポケットをさぐって指輪を取り出した。
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