DEATH MAGIC
《君は選ばれたんだぜ、凛ちゃん♪》
《これから君に俺たちの魔術を与える》
さっきの…このことっ!?
夢じゃなかったんやっ!!!
でもなんのために…
《寿命調整〜★…みたいなっ?》
寿命……ってことは…この数字は、皆の寿命の数字ってこと!?
『…凛?大丈夫?』
ぼーっとしていたあたしに、心配そうに椎奈が声をかけてくれた。
『あ…うん!!大丈夫っ!ほな、帰ろかぁ!』
あたしは明るくふるまって、家へと歩き出した。
まっっっさかなーー!
こんなことあるはずないって!
そーんな漫画みたいな話、ありえへんっ
疲れてるだけやんなー!