DEATH MAGIC




『…そっか…。ずっと生きてられるわけちゃうもんな…。ちょっと時間をあげて…チャンスをあげれるくらいかぁ…』


「…せや。それに…その時間は、お前の分の時間や。やりすぎたら…死ぬで。それだけは覚えとけ」




『うん…わかった。』






…ちょっとぶっきら棒でムカつく言い方やけど…



もしかして、あたしのこと考えてゆーてくれたんかなって思って、ちょっと嬉しかった。




うん…。

あげれることはあげれても、結局最後はその人の運命次第や。




ちょっと寿命をのばしたげて…もっと生きれるかもしれんし、それでも死ぬかもしれん。





楽しいことがあるかもしれんし、もっと苦しませてしまう結果になるかもしれん。






…結構重要な仕事やなって…今更やけど思った。




―――――でも、やるって決めたからには、やるっ!!!



あたしが世界、守ったろーやないかいっ!!
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