DEATH MAGIC
『なにゆーてはんのっ!?えっ…この家にぃっ!?』
「うんっ」
『あっ…あほちゃう!?こんな思春期の女の子の家に男4人てっ!!』
「…(ズーン…)」
打たれ弱い王子っ…
また落ち込んでもーた(苦笑)
王子の横で、勝手にジュースをおかわりしてるカイが続きを話し出した。
「別にえーけどなっ。お前のこと守らんでえーなら。」
『…どーゆーことっ?』
「お前がその力持ったことによって、お前を狙う奴がでてくるっちゅーわけっ。」
『えーっ!!なにそれぇ!!聞ーてないって!!』
「…あ。」
ジュースを飲む手を止めて、カイがあたしの後ろを見た。
そしてめんどくさそうにため息をついたと思ったら、ジュースを置き、その瞬間ッ―――