DEATH MAGIC
シュバッ―――
カイの背中に、あの真っ黒な翼がはえた。
…死神になったのだ。
キュインッ―――
そして今度はカイの手にでっかい剣が現れた。
鋭い刃が中心から左右に別れて、左右でカーブを描いてむき出しになっている。
(-―-)
‖
‖
↑こーんな感じ。
わかるっ!?(゚-゚)
とにかくすっげーの!!
しかも…龍が!!
ドラゴンみたいな真っ黒の龍が尻尾を剣に巻き付けて出てきたあっ!!
『えぇええぇ!!!!!』
「…邪魔や。どいとけ」
『えっ…ちょっ…そんなん使ったら家ぶっ壊れ…』
「…剣と龍は現代の物には当たらん」
そう言って、あたしの腕をグイッ…と引っ張って位置を逆転させた。
その衝撃で、床にコテッ…と倒れ込んだ。