DEATH MAGIC
『……ってぇ!!!おいっ!今何時っ!?』
[8:10]
――っ…1人で語りすぎたっ!!
ガバッと布団から出てダッシュで準備。
家の中を走りまわってたあたしに、おばあちゃんが心配そうに声をかけてくれた。
『りぃちゃん大丈夫か?忘れ物とかないか?』
『大丈夫やでっ!!…ってかおばーちゃん!寝てなあかんやろ!?』
…おばあちゃんは最近体調を崩して休んでいる。
たいしたことないって笑顔見せるけど…
『大丈夫大丈夫。それより時間大丈夫か?』
『っっあー!!大丈夫ちゃうっ!!』
走って玄関に向かい靴を履く。
おばあちゃんはいつものように見送りに来てくれる。