DEATH MAGIC
皆の視線が、一気にこっちに集まった。
やめてーっ…
女の妬みとかまぢ嫌やしっ!!
「先生ー僕たちの席はっ?」
「「どこでもいーよーん。」」
「じゃあー決まりだねっ!」
ぴょんっと教壇から飛び降りて、レンくんがトコトコ歩いてくる。
それにあとの3人も続いてこっちに向かってきた。
先に着いたレンくんが机を動かして並べる。
「僕がここでー♪來がここで、呀苡がここで、蒔夷玖がここねっ♪」
「へいへい」
レンくんの指示に従ってまず呀苡が座る。
あたしの前に椎奈がいて、右側がレンくん、その後ろがライで、その横にカイ、ジークと並んでいる。
…ちょい待てぃっ!!
なにその囲みっ(;ω;)
しかもなんでちゃっかり学ラン着ちゃってんのよー!!
バレたらどーすんのよっ!!
「「凜ちゃんって、あの4人と知り合いなんかな?」」
どきっ―――――