DEATH MAGIC
『気ぃつけて行きなや』
『うん!おばーちゃんは、ゆっくり寝とくんやで?』
『はいはい、ありがとね。』
いつもの優しい笑顔で微笑むおばあちゃん。
あたしはこの笑顔が大好きや。
大好きな笑顔を見て、あたしも笑顔を返す。
『ほなね!いってきま〜す♪』
『いってらっしゃい。気ぃつけてなぁ』
『わーかってるってぇ!!』
あたしは、元気よく手を振っておばあちゃんと別れた。
超ダッシュで学校へ走る。
…まだ間に合うっ!!!
運よく信号も青ばっかでスムーズに学校に来れた。
教室に入って、席にカバンを置いた瞬間、チャイムが鳴った。