DEATH MAGIC
「ほな、行くぞ」
『へっ?……わっ…』
シュンッ―――
と、カイが宙に浮いた。
最初はちょっと怖かったけど…カイがちゃんと抱えてくれてたから、怖くなかった。
『すごーっ!高ーっ!!』
「…お前、うっさい」
『えー!だって!!すごいもん!あたし空飛んでるーっ!!』
「ガキやな」
『ガキとかゆーなっ!!』
そんな会話をしてるうちに、すぐ家についた。
そう遠くもなかったしな!
「とーちゃーくっ★」
カイが足で窓をガラッと開けた。
すると、中からレンくんが泣きながら走ってきた。