DEATH MAGIC



「カイ。行くぜ」



「オラァア!!」






バキッ――――



殴ってんじゃんっ!!!(゚ロ゚)






「「…んのガキィ」」




「「ちょっとー…喧嘩?怖いわねー」」


「「警察呼んだわよ」」








騒ぎになってんじゃんっ!!(゚ロ゚ノ)ノ




…でも、一発殴ってスッキリしたのか、ポケットに手を突っ込んで舌を出すカイ。







「へっ。次おーたら覚えとけよ。俺は…お前らみたいなんが大っ嫌いなんじゃ」







シュッ――――


そう言って、ライと共に死神化する。



一般人には、死神の姿は見えない。






「「きっ…消えよった!?」」


「「なんや!!どーゆーこっちゃい!!」」








「「……。」」







騒ぐヤクザ達と少し離れた所にいたのは、あの男だった。



男はまた、小さく笑って、人ごみの中へと消えていった…。
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