きらり
ピンクハウスなんて時代遅れの服に身を包み、それでも堂々と出勤する姿勢。

好きな服を着て何が悪いの?と開き直れる強さ。

どんなに目立っても人目を一切気にしない態度。

じろじろと好奇の目で見られても平気でいられる図太さ。

華子さんは電車の中で色々な事を自分に教えてくれた。

自分はファッションにこだわりがないけれど、いつか好きなブランドができたら華子さんのように堂々と着られるようになろう………そんな決意をいつしか持った。



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