Slow Magic ~星が見守る愛~
今朝から急に気温が下がった。
私の住む町よりも少し寒く感じる隆介の故郷。
隆介の実家の前まで来て、隆介からメールが来た。
どこかで見ているのかと思うくらいのタイミングで…
『おはよう、美亜。昨日はごちそうさまでした。大変おいしくいただきました。』
ちょっとぉ!!
隆介のエロ…
メールの画面見ながら顔が真っ赤になるのがわかった。
迷わず…『保護』
おいしくいただきました、なんて…
本当かな?
私、おいしかったのかな?
直の彼氏である先生が昔言ってたっけ。
『愛こそが一番の…』って。
愛があれば、それだけで素敵なエッチができるんだって言ってくれて、
隣で直は赤面しながら、嬉しそうに笑ってたっけ。
本当にそうだ。
愛してる人とのキスは特別。
愛してる人とのエッチも、想像以上に素晴らしいものなんだ。
心が満たされて、
あったかくて…
私がここにいる意味みたいなものを感じる。
不思議な気持ちだったんだ。