Slow Magic ~星が見守る愛~
MAGIC16【恋から愛へ】

甘すぎ注意



私の

体も

心も

99%は隆介…




隆介のことを考えていない時間がない。



チョコキス


コーヒーキス…


氷のキス





エッチな隆介に

また ハマってる。




怖い顔して


いじわるなこと言うくせに…とても優しく私を抱くんだ。





隆介は私の一部になってる。


今、私から隆介を奪うと、きっと透明人間になっちゃうんじゃないか…って思う。




お前だけでいいと言ってくれた隆介の言葉を思い出しながら不安を押し殺す。


平気になってきたような気がする。


鈴子が何だ…


鈴子と健太が別れたからって私には関係ない。



なんて…強がってみる。



それも、今だけなんだけどね。



何かあると、


また噴水のように私の心の中の嫉妬が飛び出してくる。



少しでも自分が成長したんだって思いたいんだ。



だけど、実際は、ちっとも乗り越えていないのかもしれない。



だってね…


鈴子の夢を何度か見ちゃったんだ



私は、鈴子に何かを怒鳴ってた。



毎回私は何かを鈴子に訴えてた。




喧嘩なのか、一方的なのか覚えていないけど


私は泣きながら、鈴子に叫んでた。




もう、お願いだから


邪魔しないで…





心の中でそればかり願ってるせいか、夢の中でも叫んでるのかな。





もう大丈夫って何度思っても、やっぱり気になって仕方がない。



健太が旅に出たと隆介から聞いた。



自分の気持ちを整理する為…


それと、鈴子の近くにいると会いたくなるから…って。


またまた、健太を身近に感じちゃうよ。

その気持ちすごくわかるんだ。



男の人は、


泣いたり、友達に慰めてもらったりできない分、


一人で戦うんだね。



頑張れ、健太。


頑張れ、私。










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