LAST-LIFE
「四郎!」
「はっ。」
「数名の精鋭と武具を用意しろ。」
「え?」
「兄上を斬らねばならないやも知れん。」
「勘蔵様を!?」
「早く呼び集めろ・・・。急げっ!!!!」
「はっ!」

四郎は立ち上がり、家臣が数名いる部屋へ向かった。

『勘蔵・・・。』

四郎は下唇を噛んだ。
勘蔵の行動が理解不能だった。
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