先生、だ―い好き!
そんなことを考えてたら
南があいつを連れて
教官室に相談しにきたんだ。


これはいつものことで
ほとんどあいつとは
目も合わせないようにしていた。


でも南から
俺に避けられ悩んでる
あいつの話を聞いて
少し嬉しがってる自分がいた。


俺だけがあいつを
気にしていると思ってたのに
理由はどうであれ
あいつも俺のことを
考えていてくれたなんて。


そして南が先に帰ったせいで
我慢してた気持ちが
止まらなくなってきたんだ。

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