先生は女子高生!?
2.
扉の方へ駆け寄っていくと…
「そっちじゃなくて、こっち!」
ん?
違う方向から声。
「どこかしら?」
「窓!!」
くるっと後ろを振り返ると、常連のハヤト。
「ハヤトか。誰かと思ったわ。」
「つれないな~。
待ってたのよー、とか言ってよ。」
窓を飛び越え、部屋の中に入ってくるハヤト。
「何? ケガしたの?」
「センセーの言葉で、ケガしまくり。」
舌をぺろっと出すハヤト。
大人の笑みで、ハヤトの言葉を交わす。
アシンメトリーな金髪に、耳元できらりと光るピアス。
一発で、こいつがどんな奴かとわかる格好。
「センセーの事さぁ。」
「なぁに?」
私は気付いていなかった。
「杏奈って呼んでもいい?」
「はぁ?
…ぎゃっ!!」
ハヤトが目の前にいた。
「ん~、そんなにビビんないでよ♪」
にた~っと笑うハヤト。
「俺、結構好みなのね、杏奈の事。」
「勝手に呼び捨てしないの。」
「失礼。杏奈さんの事、気になるんだよね~。」
嘘ばっかり。
どう考えてもこいつは、プレイボーイだ。
あま~い言葉を色んな女子に、毎日囁いている事だろう。
「杏奈は今~、彼氏いないんだよね?」
「募集もしてません。」
「そんな~もったいないよ♪
良い女なのに。」
後ろからガバッと抱きついてくるハヤト。
「やだっ、やめて。」
「杏奈。」
助けて!!
「そっちじゃなくて、こっち!」
ん?
違う方向から声。
「どこかしら?」
「窓!!」
くるっと後ろを振り返ると、常連のハヤト。
「ハヤトか。誰かと思ったわ。」
「つれないな~。
待ってたのよー、とか言ってよ。」
窓を飛び越え、部屋の中に入ってくるハヤト。
「何? ケガしたの?」
「センセーの言葉で、ケガしまくり。」
舌をぺろっと出すハヤト。
大人の笑みで、ハヤトの言葉を交わす。
アシンメトリーな金髪に、耳元できらりと光るピアス。
一発で、こいつがどんな奴かとわかる格好。
「センセーの事さぁ。」
「なぁに?」
私は気付いていなかった。
「杏奈って呼んでもいい?」
「はぁ?
…ぎゃっ!!」
ハヤトが目の前にいた。
「ん~、そんなにビビんないでよ♪」
にた~っと笑うハヤト。
「俺、結構好みなのね、杏奈の事。」
「勝手に呼び捨てしないの。」
「失礼。杏奈さんの事、気になるんだよね~。」
嘘ばっかり。
どう考えてもこいつは、プレイボーイだ。
あま~い言葉を色んな女子に、毎日囁いている事だろう。
「杏奈は今~、彼氏いないんだよね?」
「募集もしてません。」
「そんな~もったいないよ♪
良い女なのに。」
後ろからガバッと抱きついてくるハヤト。
「やだっ、やめて。」
「杏奈。」
助けて!!