愛のしるし~LOVE♥EVER~
「なっ何よ…。」


バカにするの?!

-ゴロゴロゴロ


「……。」


ふふっ…。怖い…。(涙)

-ドシャァァァァァァンッ


「キャアァァァァアッ!!!」


私は思わず竣に抱き付いた。


「ほら見ろ!」


と竣は笑った。


「だっだって…小さい頃…。」


-ドクンッ


「ん?」

「…なんでも無いわ…。」


こんなこと、赤の他人に話すことじゃ無いわ。

-ドシャァァァァァアンッ


「キャァァァアァァアッ!!」


私は竣にまた抱き付いた。


「詩乃…幼ねぇなぁ。」

「怖いものは怖いわよ…!」


私の頭の上でクスクス笑いながら私の頭をなでる竣。


「詩乃~。俺もう眠いんだけど…。」

「あ…。」


そうよね。ずっとこうしてるわけにはいかないものね…。

って、私も何初対面の人の腕の中で落ち着いてるのよ!
こんなの…おかしいわ…。



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