愛のしるし~LOVE♥EVER~
私は心の中に、何か、とてつもなく温かいものが流れ込んでくるのを感じた。
「お兄…ちゃん…。」
今まで、男の子に酷い事してきたのも
全部…私を…守るため……――。
「お兄ちゃんっ…。」
「ゴメン、詩乃…。」
お兄ちゃんは、くるりと向きを変え、屋上庭園から出て行こうとした。
「お兄ちゃん…。」
私は、そっと、後ろからお兄ちゃんに抱き付いた。
「お兄ちゃん…。ありがとう……――。」
ありがとう
「お兄…ちゃん…。」
今まで、男の子に酷い事してきたのも
全部…私を…守るため……――。
「お兄ちゃんっ…。」
「ゴメン、詩乃…。」
お兄ちゃんは、くるりと向きを変え、屋上庭園から出て行こうとした。
「お兄ちゃん…。」
私は、そっと、後ろからお兄ちゃんに抱き付いた。
「お兄ちゃん…。ありがとう……――。」
ありがとう