愛のしるし~LOVE♥EVER~
いいえ、これ以外、自分を守る方法が分からないの。

私たちは布団に入った。


「おやすみなさい。」

「詩乃、大丈夫かよ?」

「大丈夫に決まってるじゃない!」

「一緒に寝てやろーか?」


なんだか声的に意地悪くニヤニヤしている竣の姿が浮かぶ。


「結構よ!」


全く…。

この時はこんな風に強がってたけど…本当は怖くてたまらなかった。

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