愛のしるし~LOVE♥EVER~
「知らなかった頃は、ただ単にお互いの想いを心に秘めてた。


でも、兄妹じゃ無いって知って…

で、俺、告っちゃったんだよね。」


…気持ち悪い…そう言う事なのね…。


「で、まさかのOK☆

付き合ってたんだけど…親にばれた上に、友達に気持ち悪がられて。

転校するしかなくてさー!」


「で、新しく他の出逢いをしようと思ったんだけど…ダメだった。」



藍クン…萌亜…どんな思いで…。



「詩乃っ…竣っク…気持ちっ…悪い…よねっ?」


やっと喋れた萌亜。


「気持ち悪くなんかないわ!」

「…。」

「愛し合ってる事には、変わりないもの!」

「詩乃っ…。」

「俺も…そう思う…かな。」

「竣クっ…!!」


おお泣きする萌亜。

そんな萌亜を抱き締める藍。


「ありっ…がと…。」

「詩乃チャン、竣、ありがとな。」

「何がよ…。」


涙が出てくる。


「バカな奴ら。」

「うるさいっ。竣クンのバカァ!!!」

「あ~、もう萌亜も泣きやめよ~。」

「うぅ~! 藍ぃ!!!」


と言うと、萌亜は藍に抱き付いた。


「萌亜!?」

「やっぱっ…藍じゃなきゃヤダぁ!」

「萌亜…。」



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