愛のしるし~LOVE♥EVER~
-翌日
「さぁっ、盛り上がって行くよぉ~!!!」
ここはカラオケの一室。
「うぇ~い!!!」
異常なまでの盛り上がり。
「~っ、ぷはぁ~♪ 酒旨ぇ!!!」
と言うわけでして。
誰も反対せず、お店の人も怒らず。
なぜかというと…ここは…
「さぁさ! この小林 朱音様のおかげでタダなんだから、感謝しろよ~!!!」
「小林の親最高!!」
小林企業関連のお店らしい。
-数時間後…
「へへっ、聞いてくれよっ、竣~。」
軽~く酔った雅樹が竣の元へ。
「んだよ酒臭ぇな…。」
「実はよぉ、俺らまだギューしかしてねぇのよ。」
「へー。」
ボソボソと喋る雅樹。
でも、竣の隣に居る私には丸聞こえだったりして。
「でもなっ、さっき、朱音の飲み物、チューハイに変えて来たんだわぁ!」
「へぇ。」
「もしかしたら酔った勢いでゴールインかもなぁ~♪」
「…あそ。」
朱音っ…危険よッ!!!
当の朱音は…
「おいっしー!! これおかわりぃ!!!」
「はいはーい♪」
雅樹に乗せられてた。