愛のしるし~LOVE♥EVER~
-教室-


遅いな、朱音と竣。
何かあったんじゃ…。

もしかして…朱音…。

委員会が始ったのは10分も前。


「遅ーな、2人。」

「えぇ…。」


-ガラガラッ


「遅れましたー☆」

「小林サン!! に板垣クン!! 10分遅刻ですよ!?
何してたんですか!!」


担当の先生がキレてる。


「スンマセーン☆」


朱音は平気な表情。


「はぁ…。早く席に着きなさい。」

「はーい。」


朱音と竣が後ろに座る。


「遅かったな、竣。なんかあったか?」

「別に。小林と話してて遅くなっただけ。」

「何話してたんだよ~?」

「…過去について?」

「過去~? 何? お前らそう言う関係?」

「何想像してんだよ…。」


盛り上がり始める竣と雅樹。


「やっぱ雅樹って変態~。」

「は!? お前に言われたくねぇよ!!」

「過去っつっても中学時代の話!」

「部活は~くらいだし。」


なんだか…かろうじて声で誰かは分かるけど…
口調が皆男!?
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