愛のしるし~LOVE♥EVER~
「そういやお前ら2人共中学3年間テニス部だよな。」

「そーそー! なんか意外だったー!」


盛り上がっている3人。
なんだか…寂しい…。


「これで今日の委員会を終わります。解散。」


委員会が終わってしまった…。


「あ、そうだ。詩乃。」

「何…?」


私のテンションはだいぶ低い。


「俺、今日帰んの遅くなっから。」

「え? なんで…。」

「ちょっと小林と。」

「…そう…。分かったわ…。」


朱音…――。
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