愛のしるし~LOVE♥EVER~
そ・し・て…


「じゃ、番号が同じ者同士、仲良くやるんだぞ~♪」


嫌です!!


「いいなぁ~、詩乃。私と変わってよぅ。」

「私だって嫌よ! 変われるものなら変わってあげたいわ…。」

「本当!?」

「そこ~。部屋を変えるのはダメだからな!
もう荷物運ばれてるし。」


嘘…!

荷物はここの学校の警備員サンが運んでくれる事になってる。


「いいじゃないか、北条。相手はイケメンだぞ?」


イケメンでも嫌よ…!!


「俺も嫌です。北条失礼だし。」

「う…。」


そうよね、私さっきあんな事しちゃったんだもの…。
失礼…本当よね…。


「まぁまぁ。いいじゃないか。
北条はここの学校とか詳しいんだ。いろいろ教えてもらえよ!

板垣!」

「嫌です。」


そう、私…板垣クンとなのよ…。


「じゃ、鍵、頑張って探せよ♪」


え???


「鍵は校舎内のどっかに隠してあるからな♪」

「先生ぇ~!!」


あちこちからブーイング。


「ま、初めての共同作業って事だ!
以上、解散!

見つけたら先生のところに報告来いよぉ!」


そんなぁ!!!

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