愛のしるし~LOVE♥EVER~
-バタンッ


「お前…何考えてんだよ。」

「別にぃ~☆ただ友達の恋に協力してるだけ☆」


コイツはどうやら、別意味俺の敵らしい。


-ゴロゴロゴロ…


「あ、また雷…。」


詩乃…怖がってねぇかな…。


「小林、やっぱり俺…。」


-ピカッ


次の瞬間、今までに無いくらいの光が窓から差し込んだ。


「えっ…何!?」


そして、電気が消えた。


「停電!?」


おいおい…マジで大丈夫かよ…。


「……竣。」

「ん? なんだよ…。」

「…怖い。」

「は?」


怖い?
もしや…コイツ…。


「暗いのダメ…。」


マジかよ…。


「お前雷平気じゃん…。」

「雷は明るいから…?
暗いとお化けとか出てきそう~…。」


って声が半泣きの小林。


「お化けですか…。」

「お化けですよ…。」
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