王子様とプリンセス☆★
「それも分かんない。」
そう言ってガムを捨てた。
「とにかく悩む事だな。」
優は教室の扉を指差してる。
「きゃー!あれ海斗様じゃなーい!?」
「うそかっこいいー!」
………海斗君
扉には海斗君が立っていた。
回りで女子はキャーキャー騒いでる
「あっ!浜崎!」
海斗君は手を振りながらあたしを呼んでる。
………海斗君、あたしに用があって来たの?
「まぁ、よく考えることだな。」
そう言って優はあたしの頭をポンポンと撫でて、自分の席に座った。
「浜崎ちょっと来て!」
海斗君は女子に囲まれて困りながらも、あたしを呼んでる。