王子様とプリンセス☆★










「………告白の、事?、だよね。」







「うん。返事を聞きに来たんだ。」





海斗君は真剣な瞳であたしを見てる。






「………ごめんなさい。あたし、海斗君への気持ちが分からなくて………」







あたしは繋いでいた手をほどこうとした。






「でも俺の事、嫌いなわけじゃないんだ?」






「………え?」






確かに嫌いじゃないけど。









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