王子様とプリンセス☆★
海斗君はほどこうとした手をギュッと握った。
「どこ行く?」
「え……?どこって…」
「決めらんないなら俺が決めるね。」
あたしは海斗君に引っ張られて裏庭を出た。
「ちょ、海斗君!授業は!?」
「ちょっと抜ける!」
ええええええ!?サボっちゃっていいの!?
「今日は俺とデートして!」
「デ、デデデート!?」
あたし海斗君とデートすんの!?
「健人には負けらんないからな。」
海斗君は少し笑いながらそう言った。
「………海斗君知ってるの………?」
「ごめんね、俺見ちゃった。」
「え?」
「健人が浜崎にキスしたところ。」
み、見られてたんだ………////
「えっと…その……」
「俺は浜崎を大切にするよ?」
「え……」