王子様とプリンセス☆★
「いいか……?お前の中に流れている血は、娘のなんだ。
大切な娘の血を貰っといて…死ぬなんて言うな!!!」
おじいちゃんの目に、大量の涙が溜まってるのが分かった。
でも、それはおじいちゃんだけじゃなかったらしく。
僕の目にも大量の涙がこぼれていた。
…ごめんなさいって言えなかった。
…大好きだよって言えなかった。
僕のせいなんだ………
もう、誰も泣かせたくない。
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