王子様とプリンセス☆★
「まぁまぁ、そんな夫婦喧嘩しないで」
「んなっ…!!////」
夫婦って……!!!
ちーちゃんてば!!
リアルに受け止めちゃうからやめてよね!
――――――――――――………
「えーっと…実は!皆さんにお知らせがありまーす!♪」
そうちーちゃんが言い出したのは、パーティーがだいぶ盛り上がってきたときだった。
「どうしたの?ちーちゃん」
「えへへー♪」
「ちょっ////」
ちーちゃんは笑いながら、海斗君の胸に飛び込んだ。
海斗君は耳まで真っ赤にして照れている。
「……実は、あたし達…………付き合うことになりました!!」
「………………////」
「えっ?」
「え??」
「は?」
あたし達は、三人して疑問文を使ってしまった。